産後のガルガル期。実母と夫に大爆発!その経験から気づいたこと
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こんにちは!SANA(@Anelasana)です。
今日は産後のガルガル期間について体験談を書いてみますね。
ガルガルした相手は夫と実母。
それはそれは猛獣のようにガルガルしまくり…
野生に返ったかと思いました、私。笑
ガルガル期は産前から始まっていた
二人目を妊娠し、どんどんと重くなる体。自由が利かなくなってきます。
娘は今2歳。遊びたい盛りですね。
大きなお腹に加え、腰痛がひどく立ち上がるのも『よっこらしょ』のかけ声が必要です。
娘の要望にこたえたいのですが抱っこなんてもってのほか!
満足に遊んであげられないことにヤキモキする日々です。
そんなときに、些細な夫の言動がひどく勘に障るようになりました。
例えば『私が腰が痛い』とぼやいたとき。
携帯を見ながら『へぇ…』
はい、カッチーン。
まず、携帯を見るな。共感しろ。
この辺りから私の野生化が始まります。
夫の趣味はフットサル。それはそれは熱心で多いときは週に3回程、仕事から帰ってきて、長女のお風呂を終わらせてから夜な夜な参加してます。
以前は正直、俗に言う『亭主元気で留守がいい』思考だった私。
むしろ、趣味がフットサルの夫ってなんかカッコいい!とステータス化して惚れ惚れしてましたから笑
ですが、二人目を妊娠し体の融通が利かなくなってくると『亭主、元気で留守しやがって』に考えがシフトチェンジしてくるのです。
私がこんなに大変なのに、なんであなたはそんなに自由なの?と。
そして、たまに我が家にお手伝いと称して娘(孫)に会いに来てくれる私の母。
ありがたいのですが、とにかく時間にルーズなんです。
到着予定時間の+二時間は見ておかないとこちらの堪忍袋が持ちません。
以前はそれでも来てくれていることに感謝が出来ていたのですが…
残念ながら野生化している私にはとにかくストレス。
母の『そんなに今から根詰めてたら、二人育児なんてやってけないよー!』という茶化しも心底苛立ち、噛みついてやろうかと思いましたね。
産後の本格的なガルガルが始まった
二人目は逆子だったので『帝王切開』で出産しました。
幸いにも安産で傷の具合もよくまぁ順調なお産だったと思います。(逆子は順調だったと言えるのか等の質問が出そうですが。この際無視してください)
まず仲の良い友人たちに『うまれたよー』と息子の写真を送りました。
『おめでとう』『お疲れ様』温かい言葉で労ってもらい、ホッとします。
だんだんと麻酔が切れてきてお腹の傷の痛みが感じられ、同時に数ヵ月ぶりに仰向けで横になっていることに感動。あぁお産が終わったんだなぁと実感します。
そんなときに、インスタを見ていると先ほど送った息子の写真が友人のストーリー(24時間で消えるショートムービーのようなもの)に上がっているではないですか。
『親友の息子が誕生!おめでとう~』という祝福の言葉とともに。
正直にそのときの私の心境を言います。
『トツキトオカ私のお腹に居て、私が産んだのになんで他人に先にお披露目されたん?』
腹黒ですね笑
言い訳しますと、普段の私はそうは絶対思いません!
今振り返ってみても『???』な怒りの方向性ですが…。当時の私はそうとう沸点が低かったようです。
お腹の傷の痛みがあり、満足に動けず私と世間との繋がりが一時的ですが『SNS』に依存してしまったためでしょう。
何気ない友人のSNS投稿にすら、ワイドショーの一大ニュースにすっぱ抜かれたように感じたんだと思います。
そこからはとにかくガルガルしていたように感じます。
お産のあとも私がすこしでも快適に過ごせるように助産師や看護師さんがケアをしてくれます。
『うがいだけでもしますか?』
『少しも体位変えてみましょうか?』
『寒くないですか?』
『暑くないですか?』
ありがたいことに、本当によく気にかけていただきました。
ですが、当時の私はもう悲劇のヒロイン状態です。
『どうして、そんなに私に構うの?もうほうっておいてよ!痛いんだから!』
語弊のないように言っておきますが産まれてきた息子は本当に天使。愛しくて、せっかく産んだけど可愛いからもう一回お腹に戻そうかしら?なんて思うほど。
お見舞いに来てくれる娘もはたまた天使。
『ママ、大丈夫ー?』と痛むお腹にバンドエイドを貼ろうとしてくれます。
子どもといる時間は、野生から人間界に戻れていたと思ってます笑
(このブログのタイトルのanelaはハワイ語で天使と言う意味です)
退院後の自宅はもはやジャングルと化した
お産の入院期間は10日間。
長いようであっという間です。悲劇のヒロインはクランクアップを迎え、野生化したワタシも人間界に再び馴染んできました。
少しおセンチな気持ちで産院をあとにします。
なにせ、一人目の時もお世話になっており思い入れ深い場所です。
『もう来ることないのかな』なんてしんみりしながら自宅へ向かいました。
あー疲れた!と思ってリビングに入ってみると…。
- オモチャが出放題
- リビングのテーブルはシールやらバンドエイドやら貼られ放題
- ベビーベッドは猫の毛だらけ
- キッチンはとっちらかっており、段ボールが溢れている
目に入ってくる情報を能が処理する前に、私、完全に野生化しました。
もうガルガル期なんて可愛いものではありません。
猛獣です。
そして我が家はジャングルと化しました。
『なんでこんなに散らかってるの?』
『なんで赤ちゃんが来ると分かってるのにこんなに汚いの?』
なんでなんでなんでなんで??
ギャーーーーー!!
実際に口には出してませんでしたが、私の目が怒りに燃えていたのを感じ取った夫。
慌てて片付け出します。
そんな様子にも私は噛みつきそうでした。
そして実母。
退院の日は大変だからと早めに来てくれたのですが。
『ちょっとタバコ買ってくる』と出掛けた17時。
そこからが待てど暮らせど帰ってこない。
世の中の子育て世帯が一番多忙である夕方17時から19時。
その時間まるっとお出かけしてきた実母。
もう、私の心は憎悪の塊です。
私が頼りたかった項目を全て私と夫でこなすことになりました。
19時過ぎ、コージーコーナーのケーキを片手に意気揚々と帰ってきた母を見たときは…。
私、大爆発です。
文字通り泣きわめき、31歳の世間で言う大人の女性(はたまたババァ)が地団駄踏んで怒鳴り散らします。
- 一体何のために来たんだ
さらにはなだめようとした夫にまで怒りは派生します。
- 自由にしやがって
- こっちは切腹してんのに
もう言ってもどうしようもないことから、言ってはいけないことまで喚き散らします。
普段は動じない母も明らかに動揺。
さらには温厚な夫も珍しく声を荒げ私に反論。
さらに母もどうしていいか分からず、笑いに変えようと茶化してみるも失敗。
子ども達は泣き出し、もうジャングルはカオスです。
ねをあげる調教師(夫&実母)たち
ついに、猛獣(私)に手がつけられなくなりました。
母は『もう無理!』とねをあげ、早々に翌日帰って行きました。
夫はとにかく謝る作戦を決行し、和解と平穏を望みました。
ここでようやく私の理性が戻ってきます。
野生期の終焉です。
私なりに反省してるんです。
なんて言い方をしてしまったんだろう。
そして振り返ってみて、ようやく気付くサポートの手厚さ。
まず夫。
実は入院中、毎日娘を連れてお見舞いに来てくれていました。たとえ残業であっても、休日出勤があっても。
私が寂しくないように、娘がさびしくないようにとにかく気を回してくれていたんです。
授乳で常にお腹が空いている私のために病院では手に入らないお菓子を差し入れてくれ、
スターバックスの限定マグカップが欲しいと言えば、朝の7時から駅前に並んで買ってきてくれるのです。
嫌な顔せず、愚痴も言わず。
そして母。
我が家と私の実家はだいたい片道二時間くらい。私のためにと、いつもデパートで美味しいものを買ってきてくれます。
私が幼稚園の時から好きだったお菓子を『ほら!これ買ってきたよ!』と嬉々としてお披露目する母が、私は大好きでした。
『えー、もういらないよー!』なんて口では言ってみるものの、食べてみると幼稚園の私にタイムスリップし心がほっこりするものです。
また、娘(孫)が喜ぶように斬新なオモチャから昔ながらのオモチャまで一体どこで仕入れてくるのか分かりませんがとにかく楽しそうにお披露目するのです。
そう、あの日私が野生化してた時だって、買ってきたコージーコーナーの箱を開けてみると結局は私の好きなケーキばかり。
そう、みんなみんな私のためだったんです。
とにかく体調を気にかけて、私が寝られるように娘を連れ出してくれたのに。
私は『また余計なもの買ってきて…』と母の好意を全て否定していました。
勝手に一人芝居をしてよがっていた
野生化が終わり、人に戻ってからしばらくして気が付いてしまったんです。
私はたくさんの手助けがあって迎えられた『出産』を独りよがりの一人芝居にしてしまっていたんです。
もちろん『出産』という舞台の主役は私です。(赤ちゃんもですね)
ですが、その大舞台を迎えるためには沢山のスタッフさん(夫や母、義実家、友人、産院の方たち)に支えられてはじめて成功するんです。
その感謝を忘れ、置かれた地位にあぐらをかいて周りをこきつかう『大御所勘違い女優』になっていました。
友人の一言で気がついた
ここまで反省している私ですが、こう思えたのはほんの数日前。
友人のふとした一言でした。
産まれた息子に会いに、はるばる我が家に集まってくれた友人。
私は、『この1ヶ月ほぼ実母の手助けなしにやってきたんだよ!辛かったの!』と簡単なエピソードと共に話しました。
もちろん友人は『大変だったね』と労ってくれます。
そして『でも、ぶちまけられる相手がいることが幸せだね』と。
ふーむ。幸せ?
『世の中には夫もいない人もいれば、それこそ両親すらいない人もいるし!ぶちまける先があるのは幸せなことだよ』
と。
そうなんですよね。
ガルガル期!と軽く言っていましたが、それを受け止めささえてくれた夫。
どんなに憎まれ口をたたいてもいつも最後は助けてくれる母。
私はいつも自分が切羽詰まると八つ当たりしたり喚き散らしていました。(DQNですね)
それは『相手』がいてはじめて成り立つんですね。
そんな簡単なことに今の今まで気が付きませんでした。
実は以前、夫婦喧嘩をした時に友人に愚痴を言ったことがあるんです。
一通り聞いてもらった後に『幸せボケしてる。朝起きておはようと言う相手がいることがまず幸せだよ』と。
(実際にはもう少し柔らかい言い方ですよ。)
その時にも私はハッとしたんですよね。
それなのに、また忘れてました。
今回も友人の一言があったから今日記に反省文として記録出来ています。
本当にありがたいことですね。
まとめ
まーた長くなりました。
反省文とは言いましたが…実際にガルガル期って辛いものです。
私だって好きで猛獣になったわけではありません。
産後はホルモンだっておかしいです。
女性は本当にホルモンの奴隷ですね。
ガルガル期を迎えることはやむを得ないことだと思います。
ただ、本人も周りも辛いのは確か。
なのでなるべく早く終焉を迎えたいですよね。
ガルガル期で検索すると大抵が『対処』とか『義実家』『夫』とサジェストが続きます。この記事では呼んでいただいた方が『ガルガル期』を早く終え、ほんの少し温かい気持ちになれればと思い長々とかきました。
もし辛くて苦しんでいたらぜひコメントくださいね!
全力で励まします。
最後までお読みいただきありがとうございました。